「石山公園で会おう」

 岡山市は、毎年岡山空襲があった6月29日を「岡山市平和の日」と定め、岡山市民会館で戦禍で亡くなった方々を追悼する式典を行なっています。
二度とこんなことが起きないようにと祈る心を、亡くなった人たちと交わし、いつも花が手向けられるようにと2010年5月花壇を作り、管理を始めました。
「いったいどうしたら次の世代に顔向けできる世の中にできるだろう」と
草花の手入れをしながら、亡くなった人たちと対話してきました。

 石山公園は、子孫を案じ心を遺している亡くなった人々と、
今をどのように生きれば良いだろうかと迷い悩む者が
対話し、道を見出す彼岸と此岸の交流の場なのです。

 戦争で闘って亡くなった方々は「靖国で会おう」を合言葉に散ったそうです。
戦争で闘わない私たちは、「石山公園で会おう」を合言葉に、今を懸命に生き、
子孫たちに安心な未来を切り拓いていこうではありませんか?

 人類は、経験したことで行動を更新する生き物です。
次の行動をイメージで決めることもできます。

 自他ともに心底うれしい、誰をも傷めない行動や社会をイメージして、
その構築に向けて計画し、軌道修正し、たどりつくことができます。
これこそが人類の価値ではないでしょうか。

 岡山県都心部の街中にあって、街の人々に農山村の大切さを知らせる場。
都市は農山村無くしては成り立たないことを、いつも警鐘してくれる場。
絶対に伝承していかなければならない命の源流の農山村を思い起こす場。

 9月中旬、石山公園は農山村の原風景を想起する真っ赤な彼岸花で彩られます。

 石山公園は、住民自らが自主的主体的に生きる精神を醸成する場でもあります。

一人一人の心がつながる平和公園に足を向けてくださいね❤